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KIN-EI 有限会社欣永

ある熟年技術者の取り組み

今日も新聞を読んでいると嬉しい話しが掲載されていました。
それは神戸市で『土木の学校』なるものを開いておられます。
詳細は↓

産経新聞7月10日掲載

土木の力 楽しく学ぶ
道路や橋、毎日使う水道や電気、災害から人の暮らしを守る堤防やダム。
普段あまり気づかないが、便利で快適に安全で安心に暮らすための社会的
基盤は、すべて土木技術に負っている。そんな土木と暮らしのかかわりに
ついて子供達に伝える活動をしているのが、神戸市の「土木の学校」。
紙の家で筋交いの強さを実感したり、石膏でアーチの橋を作ってその強さに
驚いたり・・・。そのプロローグはユニークだ。   (服部泰子記者)

土木の学校が、神戸市の事業としてスタートしたのは4年前。これまでに
訳30回のイベントを開催して現在は、市の支援団体として活動している。
当初からそのプログラムの企画・発案を担ってきたのが神戸大学非常勤
講師で、同市在住の田中輝彦さん(67)。
田中さんは、大手建設会社を平成12年に定年退職するまで、ダムや橋の
設計・施工を担当。在職中の10年には、子供向けの土木技術の本
『重力の達人』(岩波ジュニア新書)を出版した。
子供の理科離れがよく指摘されますが、土木離れはより深刻。暮らしの基盤
である土木の世界に、もっと興味を持ってほしいというのが一番の狙いです。
同時に、阪神大震災の時に、一般の人の土木に対する認識の低さを実感
したこともあって、わかりやすいプログラムを開発しようと思いました。
現在、土木の学校の中心的なプログラムは、高さ(階層)が異なる紙製の
家の模型を作って、建物の高さによる揺れの違いや、プリンと羊羹の上に
家の模型をおいて地盤による揺れの違いをみる「地震のしくみ」のほか、
厚紙でアーチ橋の型紙を製作し、石膏を流し込んでいくつものブロックを作り
アーチ状に並べた橋の上にレンガなどを積んでその強さをみる「アーチの
パワー」など7種類ある。
紙型を使う作業があるので、対象は小学校の高学年以上ですが、親子教室
では、小さな子供達も興味深そうに目を開きっぱなし。力学の世界は数式
からではなく、実験から入ると、とても楽しいものなんです。
そして、震災から12年の歳月を経た今年3月、土木の学校のために考案した
プログラムのひとつで、紙の家の模型を使って、地震の仕組みと耐震・制震
免震について学べるキットが田中さんが技術顧問を務める川嶋建設(兵庫県
豊岡市)によって、防災学習教材「ゆらり」として製品化された。
ゆらりは、A4サイズの用紙2枚に2階建ての家3つ、8階建ての家1つ、振動台
1つの展開図がプリントされており、それを切り取って家を組み立てて、8階と
2階の揺れの違いや、筋交いのある家とない家の耐震力の違いが実験で
確かめられる。
小学校の低学年でも、保護者と一緒なら家庭でも簡単に実験できます。
もちろん、小・中学校や高校への出前授業もOK。次代を担う青少年に一人でも
多く土木の不思議さ、楽しさを知ってほしいと田中さんは話している
      ゆらりは1セット400円(送料別)
      申し込みは 川嶋建設 ℡0796-22-4321
      田中さんへの連絡はEメール hico-g@kce.biglobe.ne.jp



5003070.gif■ジュニア新書 307
■体裁=新書判・並製・カバー・222頁
■定価 819円(本体 780円 + 税5%)
■1998年8月20日
■ISBN4-00-500307-9 C0251

団塊の世代として定年され、土木・建築の素晴らしさを子供達に
理解してもらおうと言う取り組みは本当に素晴らしいですね。
上記の服部記者が書かれている普段あまり気づかない社会基盤
道路・橋・水道・電気・堤防やダム等
の当たり前のものが土木屋さん
建築屋さんの使命として技術を磨き技術を養ってきたのです。
今こそ社会基盤の重要さを私達自身も再認識し、なぜこれを造って
いるのかを突き詰めないといけないのではないでしょうか。
夢がない世界に突入しそうな感じのなかでもう一度夢を取り戻さないと
いけないのではないでしょうか。忘れている充実感・達成感・・・

                                日々是感謝心掌


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